『女と文明』・・・55年前の慧眼が今まさに・・・「家事整理学原論」

日常

2021年164日目の実践読書術は、梅棹忠夫先生の生誕101周年ということで、コチラの文庫本を再読

昨年の6月に復刊されたアイテムですが、『家事整理学原論』は55年前に発表されたものとは思えない内容です

『女と文明』 梅棹忠夫 著 中公文庫

 

まさに慧眼!

手をぬくのが整理の第一原理
しなくてもよいことは、しないですまそう
なるだけやらないですませることがたいせつ

家事は自己増殖する
「買わない」こと
「すてる」こと

家庭は生物に似ている
家計と趣味は整理に優先する
非合理なところをこそ、たいせつにしなければならない

気づけば今月3冊目の梅棹忠夫さんの著書でした
解説はお約束のように上野千鶴子さん

 

素直に面白いです

今朝の大拙の言葉は、
真実の言葉①
というものでした
大拙は
論理、知性を越えた心を揺り動かす生命の流れが脈打っている言葉
と説いています

昨日に続き、大拙が説く「知性の定義とは?」という想いが、またしても一瞬過りました
どうやら素直な読者ではないようですね
やはり「禅」なるものは、身体的修行を伴うものでなければ理解できないのでしょうか
何れにしてもコロナ禍により、「禅」をはじめとする宗教は、その無力さを露呈することになったように感じています

残りの人生6,851日目の本日の色は、「呉須色ごすいろ」だそうです
磁器を粋に彩る濃淡が美しいコバルトは、景徳鎮から伊万里へ伝わり、ヨーロッパへ広まり、人びとを魅了し続けています
武漢から全世界へ広まったウイルス、収束ではなくそろそろ終息していただきたいものです
本日は、何もしない時間を確保すべく、お昼まで集中して参ります

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今回もお役に立てれば幸いです

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