あなたもいままでの10倍速く本が読める・・・読書週間9日目

日常

2021年308日目の実践読書術は、読書週間9日目ということで、コチラの速読本を再読

『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 ポール・R・シーリィ 著 神田昌典 監修 井上久美 訳

12年前に日本で紹介された本を2年前に読了していたようです
ちなみに小生、コチラのフォトリーディングを身に着けているわけではありません
というか、速読をしているという自覚は全くありません
そもそも、読書の定義は多様ですから、とらえ方、とりくみ方も多様で良いかと
それでも今回はいつも以上に力が入ってしまったのか、通常12項目のところを制限時間内に18項目も書き留めていました

「正しいやり方」ではなく「自分のやり方」を見つける
目的を明確化する
自分の言葉でまとめる

新しいアイデアを試す意欲
リラックスして楽しむ気持ち
リズムよくページをめくる

古い習慣から抜け出す
読書に適した状態をつくる
何を手放すか

今回の再読で、

読書もトレードオフの象徴

という言葉が降りてきました
読書に限らず、リズムよくリラックスして自分の信じたやり方を愉しむことが大切ですね
こんな気づきも実践読書術を継続してきた賜物です

今朝の大拙の言葉
大用現前、軌則を存せず
というものでした
大拙は
軌則の中に入っておれば軌則はない
と説いています
知らない言葉なのでググってみると、元ネタは有名な禅語のようです

「大用現前不存軌則」

平澤興先生が道元の解釈を持ち出して説明されているものがフィットしました
天地宇宙の真理というものはそんなに変わるものではなくて、現に落ち着いて見れば、そんなに心配するようなことはない、みなあるべき姿にある
道元禅師が、これでは難しくてわかりませんから日本の
歌につくりかえ、
「水鳥のゆくもかえるもあと絶えてされども道は忘れざりけり」と詠んでいる
水鳥は帰ってしまって跡はなくなるが、それで結局また道を間違
えないでちゃんと戻っていく
そんなようなもので、細かなことにこせこせしなくても自然には自然の道があるというような意味です

やはり、来年の一日一言は平澤興先生でしょうか!

残りの人生6,707日目の本日の色は、「榛摺はりずり」だそうです
榛の木の実や樹皮を摺って染め出した厳かで重々しい雰囲気を醸し出す焦茶
厳かで重々しいとは深沈厚重と受け止めると、呻吟語の第一等の人物の話を想い出しました
まだまだ道のりは続きますね

2021年も残り58日となりました
おかげさまで、朝から予定が充実、一つひとつ深沈厚重も意識してしっかり向き合って参ります
今朝のBGMは、フェリックス・メンデルスゾーンの命日ということで、

交響曲第3番『スコットランド』

を聴いています
クレンペラー版の後、現在はカラヤンのベルリンフィル版が流れていますが、夜明け前の雰囲気には後者が良いかもしれません

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今回もお役に立てれば幸いです

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