問屋業のブランディング
特別な時を演出する。棉×技が創る大人の白シャツ。
お手伝いしたこと
- WEB制作
- グラフィックデザイン
- ブランディング
会社紹介
ブランディングするに至った背景
facebookイベントページから弊社ブランディングセミナーへご参加いただいたところ、無料相談を申し込まれ、ヒヤリングにうかがうことに。
問屋業という業態から、独自性が無ければ、直ぐにでもお客様が離れてしまうリスクがあることを重く受け止められ、温めていたオリジナルブランド開発というアイデアを具現化したいという想いが、吐き出されました。
また、3代目として、事業を受け継ぎ、4代目に引き継ぎという事業承継の重みも、改めて痛感され、事業展開にスピード感を求められていました。
今回の課題
訪問ヒヤリング時、知多木綿のすばらしさを、これでもかと伝えていただいた竹内亮社長さん。
アツい気持ちがあるものの、想い先行型の典型で、何から着手して良いのか、まとめ切れていないご様子でした。
そんな中、先ずは、試作に着手されていた、白シャツをブランド化することに絞込み、その独自性を訴求する以前に、ターゲット層を絞込み、明確化する必要性をご理解いただきました。
今回のブランディングのポイント
処方箋は、考えに考えたうえで、『事業ブランディング』に決定。
白シャツのみならず、知多木綿を中心とした、木綿製品の可能性を拡げ、木綿ソムリエというご自身の特性を加味した、ブランドづくりを目指しました。
途中、ナディアパークでのファッションショーや東京・有明展示会への出展対応等、ブランド構築前に、急遽披露するタイミングが発生し、暫定リーフレットを急遽制作する等、アジャイルに対応していましたが、落ち着いたところで、事業目的再確認~3C~STP等、ブランディングの王道ステップに取り組んでいただいたものの、ペルソナの設定に難航しました。その難局を乗り越え、導き出されたペルソナのイメージが、「日本の歴史と伝統に特別感を抱くミドルな男子」。
その後、ブランド・アイデンティティ「特別な時を演出する。棉×技が創る大人の白シャツ。」が整い、先ずは、ネーミングに着手いたしました。
ブランドネームには、竹内亮社長さんに大変気に入っていただき、ロゴも完成したところで、、試作品を待つ段階に。
現在は、2019年10月11日のアンテナショップ開店に向け、急ピッチで、ブランド要素の整備を進めています。
持ち前のアジャイルな対応が、柔軟かつ効果的に価値を提供できることを再認識でき、弊社としても自信を深めることができた有意義なプロジェクトです。
竹内亮社長さんのご感想
試作品の大幅な遅れ、ならびに突発的な出展についても、柔軟に対応いただき、サンコーさんのブランディングには、お世話になりっぱなしの一言です。事業継承間もないところで、通常業務に忙殺される中でも、自身の気持ちが整うまで待っていただける姿勢は、ある意味最高のホスピタリティと認識しております。
引き続き、ブランドサイトの充実、SNS展開等、知多木綿の可能性を拡げていただくパートナーとして、期待しております。
今後ともよろしくお願いします。