ご縁は、信用金庫様のご紹介でした。
当初は、カレンダーや名刺等、営業ツールでのお手伝いでしたが、WEBサイトリニューアルを担当させていただき、見込先から一定の反応あり、安定稼働していましたが、公開後半年ほど経った頃、菊田秀雄社長さんから、事業戦略が変わったので相談に乗って欲しいとご連絡をいただきました。

事業戦略の変更のキッカケは、幹部社員さんと参加されていたドラッカーの教えをベースにされた「ニッチ戦略勉強会」での気づき。
サロン業界を取り巻く事業環境の変化を改めて捉えると、従来のサロン設計・デザイン・施工という事業ドメインでは、自社の存在価値が低下する可能性が高いことに危機感を覚えられたものの、WEBサイトはリニューアルしたばかりで、他の社員さんも事業転換に付いていけるのか、と不安と心配を抱えられた状況でした。

処方箋は、『事業ブランディング』で即決。
即決といっても、既に「ニッチ戦略勉強会」にて、事業プランについては、ほぼまとまっている状態で、弊社としては、決断への後押しと、プロジェクト進行の伴走者としての役割に徹し、お手伝いが始まりました。
習得されたマーケティング・ブランディング思考に基づき、導き出されたブランド・アイデンティティは、“ヘアサロンの「開業」「繁盛」を各分野のプロが応援します。”。
「サロン応援団」というネーミングとロゴも、弊社パートナーの弁理士事務所さんをご紹介し、スムースに商標登録が完了。
「サロン応援団」事業に特化した告知ツールとしてリーフレットを開発し、不動産業や士業へ展開を図ったところ、問合せのみならず、ご紹介案件が急増し、現在では、専用アプリの開発に着手される等、1年前とは全く事業環境が異なる様相です。もちろん、戦略変更の舵取りをされて間もないので、本格的な展開は今後に課題を残されていますが、ある意味、事業環境をご自身で作られた、素晴らしい事例だと、弊社が勉強させていただく面も少なくありませんでした。
また、戦略面のみならず、菊田秀雄社長さんはもちろん、次期社長候補の小野田さんはじめ、スタッフの皆さんの熱いハートに支えられた豊かで温かい人間性が、実は最大の強みなのでしょう！優秀な事業パートナーも全国展開に向け、広がっているようで、今後の更なる成長に目が離せない、そんなすてきなお客様の事例です。

今回の「サロン応援団」への事業転換については、ある意味サンコーさんを振り回してしまう格好にもなりましたが、弊社の戦略通り対応いただき、有難く思っております。
まだまだ、戦略変更に取り組み始めたばかりで、本格的な実りの収穫には、課題も残されておりますが、明るい未来のビジョンを描き、社員さんと一丸となって邁進出来ている感覚を得られているのは、貴重な体験です。
サンコーさんも、グラフィックデザイン中心から、ブランディング支援に事業転換されたようで、お互い切磋琢磨して、弊社の理念の如く「共に成長、共に幸せ」を体現して参りましょう！
今後もご支援のほど、( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸお願いします！
そして、また、美味しいお酒、飲みましょうね♪